こんにちは。ペンタです。
バイクを売ろうと思った時に登録書類が見つからなくて絶望したことはないでしょうか,,,?
こんな時には石刷りを作ることで書類やナンバープレートを交付してもらうことができます。
こんな疑問を持っている方へ石刷りの作り方を解説します。
バイクを売る時に必要な書類を知りたいって人はこちら。
やってみるととても簡単だよ!
そもそも石刷りって何?何に使うの?
石刷りとは
バイクの話を前提で言うと、車体番号を写し取ったものを石刷りと言います。
紙やマスキングテープなどに鉛筆などを使って車体番号を写していきます。
登録したいバイクの車体番号を証明することが目的ですね。
原付バイクを登録するときに廃車証明書が無いときに使う
バイク関連のお仕事をされる方は石刷りの用途は色々あるようです。
しかし、一般の方が石刷りを取るといえば書類なしのバイクを譲り受けたり、書類なしの中古バイクを買った場合が大半でしょう。
書なしの原付バイクは基本的に石刷りと印鑑だけ持って市区町村役所へ行けば登録が可能です。
市区町村によっては、受け付けた担当者が「石刷りの車体番号と現物が合ってるか確認させて下さい。」ってパターンもありました。
当時は高校生だったのでナンバーの無いバイクをどうやって役所まで持って行けと?って思いました。
この時は、石刷りだけで登録できる市区町村に住んでるバイク仲間に、一度登録・廃車してもらい、廃車証明を作りました。
また、「石刷り+車体番号の写真を持ってきて下さい。」と言うパターンもありました。
この辺は市区町村によって違うので事前に電話などで確認しておく事をおすすめします。
書類紛失時の再発行方法はこちら。
石刷りを作ってみよう!
石刷りを作る前に車体番号を見ておこう
石刷りを取る前に自分のバイクの車体番号を確認してみて下さい。
状態の悪いバイクだとサビで車体番号が分からない状態になっている場合があります。
そんな時は真鍮ブラシなどでサビを落としてから石刷りを取るようにしましょう。
そのままだと上手く文字が浮き上がらず、提出しても「ダメ」と言われてしまいます。
二度手間になってもしんどいのでここは確実にやっておきましょう。
石刷りを作るのに必要なもの
石刷りを作るのに必要な物はこちら。
先に説明したサビが無ければかんたんな道具で作ることができます。
では、実際に石刷りを取ってみましょう。
石刷りを取ってみよう
車体番号を晒すのは流石に嫌なので刻印の入ったこんな端材を用意しました。
これを車体番号に見立ててやっていきます。
まず、えんぴつで刻印をなぞっていきます。
えんぴつは先が尖り過ぎているとやりにくいです。
少し丸いくらいがちょうど良いですね。
なぞり終わりました。
えんぴつの粉が刻印にしっかり溜まるようになぞります。
えんぴつが尖っているとせっかく溜まった削りカスが掻き出されてしまい上手くいきません。
刻印にえんぴつの粉が溜まりやすい角度があるので色んな方向からなぞってみて下さい。
次に、刻印の上からマスキングテープを貼ります。
写真のように折り返しておけば剥がしやすくて良いですよ!
マスキングテープを貼ったら指の腹で擦ります。
刻印に溜まったえんぴつカスをマスキングテープに全部くっつけるつもりで擦るのがコツです。
しつこいくらいに擦りまくりましょう。
で、とれた刻印がこちら。
くっきりと分かりやすくとれました。
これくらい分かりやすく取れていれば役所でダメ出しされることもありません。
作った石刷りは紙などに貼って文字が消えないようにして役所に持ち込みましょう。
まとめ
この記事では、バイクの石刷りの作り方について説明しました。
書類がなくなったことに気付いた時は少し焦ると思いますが基本的に書類作成は石刷りで簡単に再発行できます。
くどいですが、市区町村によって違いがあるので二度手間にならないように事前に電話で確認しておきましょう。
この記事を見て、石刷りの作り方が分かれば幸いです。